任天堂とバンダイ 商人の心意気
任天堂 元社長の山内溥さんの訃報記事にこんなエピソードが載っていました。
2013年9月20日(金)朝日新聞朝刊より
任天堂がバンダイの権利を過って侵害したことがあったという。おわびにきた山内さんが「こっちが一方的に悪かった」と言い、金額が入っていない小切手を差し出したという。バンダイ側は「0」と書いて返した。
「商売とは人と人との信頼関係で成り立っている」という哲学として、バンダイに今も伝わるという。」
今だと「コンプライアンスが…」とか「株主に対する責任が…」とかで、こんな解決策は無理なんでしょうけど、相手の気持ちに対して気持ちで応える両者の姿勢に昔の商人の心意気を感じてしまいました。
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