外国人とのコミュニケーション能力
昨日の渋谷スクランブルスクエア前での出来事。
英語圏の外国人の家族が道に迷っていた。
お母さんがおばちゃんに井の頭線の渋谷駅までの道を聞いていた。
おばちゃん「この道をストレイト、ストレイト。そしたら、階段をトントンと上がる。トントントンね。あ、2回ね、2回。」
外国人のお母さん「ニカイ?」
おばちゃん「そうそう、2回。オーケー?」
外国人のお母さん「オーケー」
このやり取りで、この家族が井の頭線の駅まで無事に行けるのか心もとなかった。
小さな子も連れていたので、迷ってしまったら大変だ。
通訳をしようかと思ったが…
外国人のお父さん「彼女は何て言ってたの?」
外国人のお母さん「ここを真っ直ぐ行ったら、階段があると言うのよ。2回階段を上がれって言ってるみたいだったわ」
しっかり通じていたので、自分が通訳をする必要はなくなった。
途中、井の頭線の駅への案内板を見つけたようで、この家族に安堵の表情が浮かんでいた。
しかし、「ストレイト」以外は全部日本語。
これでしっかりと通じさせてしまうおばちゃんのコミュニケーション力のすごさ。
「日本人はコミュニケーション能力がない」と、やれ英語能力の向上ばかり言われるけど、実はこういう「伝えようとする」気持ちが必要なのかも知れない。基本的なことだけれども。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント