2011/09/05

どうして日本犬の警察犬はいなかったのか?

先日、日本犬初の警察犬が誕生したというニュースがありました。
第一号の栄誉に輝いたのは、「双葉(ふたば)」という5歳のメスの柴犬。

しかし、なぜ、これまで日本犬の警察犬がいなかったのでしょうか?
シェパードやドーベルマンに劣らぬ体格の日本犬はいますし、賢く、能力の高いのだっています。

日本犬初の警察犬誕生のニュースは、様々な新聞やテレビでも報道されましたが、その理由について触れているものがなく、消化不良気味でした。

そんなところに、今朝の新聞記事にこのような記述がありました。

「日本犬の繁殖や市域指導、研究などをしている日本犬保存会(東京都)によると、日本犬は頑固でマイペースなうえ、飼い主以外の指示は聞かないことが多く、臨機応変さが必要な警察犬には向かないといわれてきたんだ。実際、これまで日本犬が警察犬に挑戦した例はあるけど、合格出来なかった。」
「日本の警察犬は8割以上がシェパードなんだ。最近はラブラドルレトリバーやゴールデンレトリバーも増えているけれど、運動能力や作業能力、服従心、学習能力などに最も優れているシェパードが最適なんだよ。」

(2011年9月5日 朝日新聞 朝刊 2面 「ニュースがわからん! 日本犬初の警察犬が誕生したのう」)

確かに自分も実家で秋田犬を飼っていましたが、主人である父にはいじらしいくらいに絶対的な忠誠を尽くしていましたが、一方、他の家族相手の時は完全にナメてかかっていました。
ヨソの人が家に来ると全力で威嚇するのは、番犬本来の意味では優秀でしたが、小犬の時から知っている近所の人にも全く警戒を解かないなど融通が聞かないところは、全くダメでした。

不器用な日本犬ですが、日本犬好きの自分としては、もっと日本犬の警察犬が増えて欲しいものです。
そして、ご当地の日本犬がそれぞれの土地で活躍する日が来たらいいなと思っています。

秋田県警で秋田犬。
山梨県警で甲斐犬。
和歌山県警で紀州犬。

こんなふうになったら、なんかステキじゃありませんか?

ガンバレ、全国の日本犬!

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2004/09/16

口うつしで手乗り文鳥にエサ、オウム病にかかり九死に一生

口うつしで手乗り文鳥にエサ、オウム病にかかり九死に一生

こういう記事を読むとペットを飼うのが、ちょっと怖くなります。

いくらかわいいとはいえ、やはり動物。

私も動物は大好きですが、

大阪にペット霊園を開設-仏具専門店も併設

みたいな「ペット市場拡大」系のニュースをみると、
最近は、ペットと人間の関わりが過度に密着し過ぎているような気が
します。

未知の病気などもあります。ペットとの関係も「節度ある付き合い」
そろそろ必要なのではないでしょうか?

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