去る2月26日(土)。
お台場のZeppTokyoで行われた、韓国の男性アーティスト「SE7EN」(セブン)の日本デビューイベントライブに行って来た。
昨年の秋、「冬ソナ」の地上波放送終了直後、各メディアや業界関係者の間では、
「韓流ブームは、年内で終わる」
と言われていた。ところが、年が明けても、依然、ブームは続いている。
一昨日もヨン様の撮影地を巡るツアーに応募が殺到し、回線がパンクした、というニュースが入って来た。
韓国の業界関係者の話を聞くと、
「中国で韓流ブームは5年で終わった。その誤りを日本で繰り返してはいけない。」
と語っていたことを思い出す。
反省を踏まえた戦略によるものか、韓流スターたちの地力によるのかわからないが、「ブーム」は続いている。
韓国の情報筋からは、去年の秋口から、
「去年はドラマ。今年は音楽で日本に本格進出する。」
「今、日本デビューに備えて、大物が準備している。」
と聞いていた。
今回の「SE7EN」は韓国でも「ビ(rain)」(日本では、「ピ」と紹介されるが、韓国語の発音では「ビ」である。)と並ぶ実力・人気ともにトップクラスの男性アーティストである。

(初登場、オリコン11位!)
「これは是非とも見ておかねばならぬ」とコネを使って会場に潜り込むことに成功した。
約3,000人が入るZEPP TOKYOが人で埋まっていた。

(当日、会場で配られた「SE7EN」ペンライト。薬剤の化学反応で光る安価なペンライトと違って蛍光灯方式でお金がかかっている。)

(両端のスイッチを入れると、こんなふうに光る。会場では、これが一斉に振られて約3000の光の波が沸き起こった。)
ほぼ全てが女性であるが、ドラマのファン層とは明らかに異なる。

(ライブ終了後のホール。明らかに若い女性が多い。)
噂には聞いていたが「SE7EN」のダンスは、なかなかのもの。
キレがあるし、第一あれだけ激しく動きながらも、ほとんど息切れしない。
そして、驚いたのはMCが全て日本語であったこと。
流暢とまではいかないが、かなり本格的に学んだ形跡がある。
一時の流行に乗るのではなく、本気で日本で活動しようとしていることがわかる。
韓国の女性アーティストでは、BoAのように、ある程度日本語のコミュニケーション能力をつけてから、日本でデビューさせる前例があるが、おそらく男性アーティストでは初めてではないか?
日本での「成功事例」をかなり研究しているように思える。

(中学生くらいで韓国芸能界デビュー。天才少女と呼ばれた。)
先に年齢の観点からファン層の違いに触れたが、それ以外にも気付いた点がある。
日本でも人気があることは知っていたが、彼女たちは韓国語で彼の歌を合唱するのである。
こういうのを聞くと、今までと明らかに違うものを感じざるを得ない。
洋楽のファンでも、原曲を口ずさめるようになるには、そうとうハマらないと無理である。
「韓流ブーム」から、もう少し先のステップに進みつつあるように思うのである。
こんな話を韓国人の友人にすると、
「それがふつうじゃないの?
むしろ今までそうでなかったのがおかしいよ。
長年戦争をしたイギリス人とフランス人だって、両方の文化交流はふつうにあるし、どっちかがどっちかの国の歌手のファンだっておかしくないでしょう?
それと同じだよ。」
言われてみれば、確かにそうである。
これから続々と韓国から映画や音楽が上陸して来るそうだから、もう少し「韓流」の今後をウォッチしていこうかと思う。
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